千田ぶどう園
【所在地】北海道夕張郡由仁町山形309
     山形公民館向かい由仁駅前
     より線路に沿って北の方
     ユニ東部ゴルフ場
     北長沼方向へ2km右側
【携   帯】090-1388-2286
【F A X 】0123-26-8602

【無農薬ぶどう】

安全を確認されていない農薬を使いたくないと思ってきましたが、幸いハウスの屋根を張ってからは、毎年無農薬で収穫しています。
多少の病気や害虫は出ますが、大きな被害にならなければ良しとします。
ぶどうサビダニ・コスズメガ・モンキクロノメイガ・カイガラムシ・灰色かび病等が発生します。
モンキクロノメイガは気が付かないうちに葉を巻いて葉を食べます。
一帯の全ての葉を巻かれたので慌てて手で開いて捕殺したことがあります。
恐ろしい蛾です。微生物資材のBT剤を知って救われました。
ぶどうサビダニとカイガラムシにはマシン油乳剤を約2年ごとに使っています。
葉を丈夫にしようと酢とえひめAIを毎年やっています。
肥料はもみ殻堆肥・草堆肥で微生物を増やしたいと思っています。それとカキ殻粉末と少しの鶏糞堆肥です。
病害虫の知識の乏しい私が無農薬で栽培できたのは幸運としか言えませんが、いつも草が有って単一の植生になっていない事、それで有用微生物が居る為かと思います。
露地の野菜もどれも無農薬で、時にとってもおいしく出来ますが、収量は上がらないのが残念です。
プルーン・すももは灰星病とシンクイ虫が課題ですが、地面のシート敷とシンクイ虫の交配を阻害するコンフューザーを使って何とか収穫できるようになりました。
りんごは袋掛けが大変なので防虫ネットハウスにしました。黒星病はボルドーで、ふらん病はペットシートを巻いてなんとか治まっています。
有機栽培の認証は以前は取得していましたが、毎年の費用負担が大きいので2012年8月で止めました。
有機JASで認められる資材以外は使わないという点では開園以来変わりません。
ジベレリンは化学農薬と思って使用していませんでしたが、ばか苗病菌の発酵でできると聞いて製造者に確認したところ、化学合成が行われていないことの証明書を出して頂きました。
ぶどうは種無し化してまともな房にならないことがありますので、大粒種ではジベレリン処理する品種が多いです。