私は昭和25年母の実家岩手県水沢市で生まれました。
母の実家は農家で棟続きに馬・牛がいて、囲炉裏が有って、急な階段を登ると2階では桑の葉で蚕を飼っていました。家の周りは桑畑でした。
精米所もやっていて中に入ると長いベルトで精米機が動き、米ぬかのいい香りがしていました。
北上川の中島に田んぼが有って、伯父さんは馬車で連れてってくれました。北上川では大勢の子供が泳いで遊んでいました。
只懐かしいだけですが、残したい風景です。
同じ岩手県生まれということで宮沢賢治の童話をよく読みました。
セロ弾きゴーシュや虔十公園林や風の又三郎など独特の世界が有って好きです。
『雨ニモ負ケズ』の詩を読むと困った人のために全力を尽くす賢治の姿が浮かんで涙が出ます。
私は長年建築設計の仕事をしてきました。当時老いた父母と小中学生2人いましたが、今しかないと思い
1998年に就農を決意ぶどう園を始めました。
農家は食料を自給できる仕事で、厳しいのは判っていましたが農業を担う一員になりたいと思いました。
20年以上やってきて、今でも赤字続きでぶどう以外の作物は成果が上がりませんが、農作業は楽しいです。
1年の終わりには疲れも出てきますが、長い農閑期には次作の構想を練って楽しみになります。
体調管理をしっかりして、生涯現役で出来るだけ長く小規模農業を楽しみたいと思っています。
誰でも豊かな生活をしたいと思っているでしょうが、自分だけがリッチでも楽しくはないでしょう。
家族・隣人・地域と苦楽を共にしてこそと思います。
よく差別化という言葉を聞きますが嫌いな言葉です。
どうして皆同じでは駄目なのか。遠方の産地と競争しなければならないのか。
経済・金儲け優先が社会を歪めています。
私自身は食べ物さえ有ればあとはなんとか生きていけると思っていますが、家族の為にとか世間体で人並みの生活費が必要になってしまいます。
若い頃から自給自足に関心がありましたが、農業はそれに近づけると思いました。
自分事だけでなく、今は地域で食料やエネルギーや生活に最低限必要な物の自給力をある程度確保しておくことがとても重要と思います。
農業を基幹産業と位置図づけ、皆でする共同作業も大事にし、永く農村風景を大事にするのがいいと感じます。
そうなれば人類もしばらくは生き延びれるんじゃないでしょうか。
原発はたとえどんなに便利でも、使ってははならないものです。一時の経済成長の為に危険な原子力を利用するのは悲惨です。
小規模な自然エネルギーを各地に作るのがいいと思います。
例えば薪で暖房したり、太陽熱温水器をつけたり、有機物の発酵熱でハウスを加温等してみたいと思っていますがどれも実現してはいません。
農村には光・風・有機物が豊富にあるのでエネルギー自給の宝庫です。
人間は自分の利益や主張の為には、時に争いを好むようです。
国家権力は自己保身の為可能と思えばどんな圧政でもします。
ドラマではたまに戦前・戦中の様子が見えます。
かつて日本は経済圏を拡大するため軍備増強して、国家統制を強めて、大勢に従わない者を弾圧してきました。
なぜあのようになったのか知りたいと思います。
戦後世代も戦争時代を知り、自国の被害だけでなく、他国に被害を与えたことを知るべきと思います。
敗戦で、紛争解決の手段として武力を行使しないと思ったはずですが、今はあの痛切な後悔を忘れつつあります。
紛争を避けるためには、意見の違いがあっても、近隣国と友好を保つ事が大事だと思います。
ただ抑圧的な専制国家は世界に多く有るので、心配です。
母の実家は農家で棟続きに馬・牛がいて、囲炉裏が有って、急な階段を登ると2階では桑の葉で蚕を飼っていました。家の周りは桑畑でした。
精米所もやっていて中に入ると長いベルトで精米機が動き、米ぬかのいい香りがしていました。
北上川の中島に田んぼが有って、伯父さんは馬車で連れてってくれました。北上川では大勢の子供が泳いで遊んでいました。
只懐かしいだけですが、残したい風景です。
同じ岩手県生まれということで宮沢賢治の童話をよく読みました。
セロ弾きゴーシュや虔十公園林や風の又三郎など独特の世界が有って好きです。
『雨ニモ負ケズ』の詩を読むと困った人のために全力を尽くす賢治の姿が浮かんで涙が出ます。
私は長年建築設計の仕事をしてきました。当時老いた父母と小中学生2人いましたが、今しかないと思い
1998年に就農を決意ぶどう園を始めました。
農家は食料を自給できる仕事で、厳しいのは判っていましたが農業を担う一員になりたいと思いました。
20年以上やってきて、今でも赤字続きでぶどう以外の作物は成果が上がりませんが、農作業は楽しいです。
1年の終わりには疲れも出てきますが、長い農閑期には次作の構想を練って楽しみになります。
体調管理をしっかりして、生涯現役で出来るだけ長く小規模農業を楽しみたいと思っています。
誰でも豊かな生活をしたいと思っているでしょうが、自分だけがリッチでも楽しくはないでしょう。
家族・隣人・地域と苦楽を共にしてこそと思います。
よく差別化という言葉を聞きますが嫌いな言葉です。
どうして皆同じでは駄目なのか。遠方の産地と競争しなければならないのか。
経済・金儲け優先が社会を歪めています。
私自身は食べ物さえ有ればあとはなんとか生きていけると思っていますが、家族の為にとか世間体で人並みの生活費が必要になってしまいます。
若い頃から自給自足に関心がありましたが、農業はそれに近づけると思いました。
自分事だけでなく、今は地域で食料やエネルギーや生活に最低限必要な物の自給力をある程度確保しておくことがとても重要と思います。
農業を基幹産業と位置図づけ、皆でする共同作業も大事にし、永く農村風景を大事にするのがいいと感じます。
そうなれば人類もしばらくは生き延びれるんじゃないでしょうか。
原発はたとえどんなに便利でも、使ってははならないものです。一時の経済成長の為に危険な原子力を利用するのは悲惨です。
小規模な自然エネルギーを各地に作るのがいいと思います。
例えば薪で暖房したり、太陽熱温水器をつけたり、有機物の発酵熱でハウスを加温等してみたいと思っていますがどれも実現してはいません。
農村には光・風・有機物が豊富にあるのでエネルギー自給の宝庫です。
人間は自分の利益や主張の為には、時に争いを好むようです。
国家権力は自己保身の為可能と思えばどんな圧政でもします。
ドラマではたまに戦前・戦中の様子が見えます。
かつて日本は経済圏を拡大するため軍備増強して、国家統制を強めて、大勢に従わない者を弾圧してきました。
なぜあのようになったのか知りたいと思います。
戦後世代も戦争時代を知り、自国の被害だけでなく、他国に被害を与えたことを知るべきと思います。
敗戦で、紛争解決の手段として武力を行使しないと思ったはずですが、今はあの痛切な後悔を忘れつつあります。
紛争を避けるためには、意見の違いがあっても、近隣国と友好を保つ事が大事だと思います。
ただ抑圧的な専制国家は世界に多く有るので、心配です。